トレーニングメニューの組み方②
恵比寿、朝霞、出張パーソナルをやらさせて頂いておりますヒサノトレーニングラボの京角省吾です( ´ ▽ ` )ノ
先日書いた
事前披露の方法(先に単関節種目で鍛えたい部位の筋肉を披露させ、目的の筋肉に血流を促し神経系を目覚めさせる)でおもしろいデータがあります。
①複合関節種目→単関節種目のグループと
②単関節種目→複合関節種目のグループに分けてトレーニングを行い筋力発揮を比べる実験を行いました。
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この実験では、
ベンチプレスを4セット行いました。
①のグループでは事前披露として、トライセップスプレスダウン(上腕三頭筋のトレーニング)を行いました。
すると、
①のグループと比べ②のグループでは筋力発揮が4セット合計で半分以下になってしまいました。
1セット目だけ見ても、30%以下にまで低下したそうです。
筋肉の疲労を見ると、
ベンチプレスでも上腕三頭筋への負荷が大きく反映していることがわかりました。
ベンチプレスで大胸筋をターゲットにトレーニングをしても、先に上腕三頭筋のトレーニングをすると上腕三頭筋の筋力発揮が大きくなる。
ということがわかります。
これは、
スクワットでも同じ結果が見られました。
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つまり、
事前疲労で行った部位には、より負荷がいきやすくなる。
ということになります。
大胸筋をターゲットにしたいのに、上腕三頭筋や肩へ負荷が逃げやすい人は特に気をつけたいことですね!
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